考えてきたが、今回からちょっと捉え方を変えて見たいと思う。
為替には色々な条件が重なり合って価格が決まってくる。
政治(戦争)、金利、通貨量、経済成長、GDP、天候または天災などなど
そのときどきで為替の価格は決定されていく。
そして、その為替の影響を受け、そして、さまざまな影響を受けながら
各国の株価が決まっていく。
冒頭で書いた1$=100円と言うのは市場原理を無視して価格を
固定してしまっては行けないものではないか?
そのような疑問が私の中に生まれてきた。
それでは、何を基準に判断していけば良いのだろうか?。。。。考える。
価格には日々の動きがあり、またその集合体がトレンドになる。
価格は市場が決める。統計学的には市場は必ず平均に回帰する。
ドル円チャートの指数移動平均を週足で25本、50本、75本、100本そして200本の
5種をチャートに表示し、チャートを見てみた。
すると、平均回帰の状態を表現出来ていた指数移動平均が見つかった。
「どうも、50本線が有効なようだ」。
そこで、基準値を出していた1$=100円の固定から変えて、この指数移動平均(50本)の
価格(つまり変動値)を使って以前から使っているチャートを作ってみる。
* * *
計算式はこうだ。
為替50EMAと実際の為替価格の乖離率を計算し、その解を実態日経平均に乗じて算出する。
これにより、外国人投資家(ドル建て)でポジションを持っている人たちの動向が見れる、
* * *
(クリックで拡大)
以前より追加されたのは、黄緑色で表示されている曲線が指数移動平均(50本)線であり
ドル円は、平均線の下領域中にあるので「円安」トレンドは変わっていないようだ。
これに、トレンドラインを入れてみる。
(クリックで拡大)
折れ線グラフの色にトレンドラインの色も合わせて書いてみた。
日経平均は順調な上昇トレンドを進んでいる。
また、ドル円は乖離は激しいが順調に円安トレンドを進み、黄色の
補正後日経平均(ドル建日経平均?)は約1年間のレンジを抜けたようだ。
(クリックで拡大)
トレンドを矢印で示してみた。
補正日経平均がレンジから抜けた箇所を水色の丸で囲んであるが、
まだ一週目の抜けなので週明け(うぉ!? 0時廻ってるw)の一週間をみてみて、
再来週に本格的な上昇かを判断してみたいと思う。
それでは、1月最終週みなさん頑張って行こう。
26日 日 日銀・金融政策決定会合議事要旨
27日 米 12月新築住宅販売件数(年率換算件数)28日 米 米連邦公開市場委員会(FOMC)、終了後政策金利発表
30日 日 12月全国消費者物価指数(CPI)(前年同月比)
30日 米 10-12月期四半期実質国内総生産(GDP、速報値)(前期比年率)
などなど重要指標が控えている。
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